最近よく聞く「不倫」について思うこと

§ 1月 28th, 2018 § Filed under 恋愛 最近よく聞く「不倫」について思うこと はコメントを受け付けていません。

ここ数年、ワイドショーを支える一つの話題として芸能人や政治家の不倫といった問題が挙げられます。不倫問題を取り上げていれば視聴率を稼ぐことができると計算しているのかもしれませんが、殆どが週刊誌の後追い報道であり、一度槍玉に上がると一週間以上はネチネチと取り上げるため、見ていてうんざりします。

不倫報道が事実だと判明すると、彼らは決まって謝罪会見を開きます。世間も彼らを厳しく糾弾しますが、私にはこうした一連の流れが理解できません。

というのも、彼らが不倫をしたからといって私たちの生活に何か損でもあるというのでしょうか。不倫したタレントをテレビ番組に起用したからといって我々が損をすることもありませんし、さらに言えば国会の場で答弁をしていても国政を揺るがすようなことはありません。だというのに、どうして躍起になって不倫した者を叩き、謝罪を要求するのでしょうか。

私はおそらく、不倫への羨望の裏返しではないのかと考えています。

不倫をしてみたいがそんな勇気はない、相手がいないといった人間が「道徳」や「倫理」を振りかざし、正義を騙って不倫叩きをしているのではないでしょうか。

道徳や倫理に反するというのは確かに正論です。犯罪ではないから、法律に触れないからというのは幼稚な言い訳であり、不倫をするということは認められてはいけない行為です。

だからといって我々には直接関係ない人間の不倫を必死になって叩き、戒めるような行為は滑稽に映ります。

とはいえ、実際に自分の周りに不倫をしている者がいた場合、それを戒めることができるでしょうか。

あるとき私の上司が私を食事に連れて行ってくれました。私に対するその方の信頼は公私ともに厚いもので、私を信用して話してくれたのだと思いますが、自分は不倫をしているということを自慢げに話されました。その方は家庭を大切にしていて子煩悩であることが社内でも有名であり、私もそういったイメージを持っていたため驚きを隠せませんでした。

不倫を楽しんでいることを自慢げに話す一方、こういう関係をいつかは清算しなくてはならないがタイミングが分からず、今の今まで関係を継続してしまったと懺悔するように私へと悩みを打ち明けました。

いくら信頼関係があるとは言え、典型的な縦社会である我が国では上司に対しての諫言などもってのほかであり、私は上司に対して同調するようなことしか言えませんでした。

それからも上司は不倫関係を解消するには至らず、未だに私に助けを求めてきます。彼は本当にいい人ですが、不倫を重ねることで自ら蒔いた種であり私にはどうすることもできません。

悩みながらも他の女性と逢瀬を重ねる上司を見ていると、不倫には特別な魅力があり、一度その味をしめてしまうと麻薬のようにやめられないものなのだと思いました。より公的な立場である芸能人や政治家も発覚すれば地位を失うリスクを背負ってでも不倫をやめられないことに、上司の不倫話を聞き理解はできませんが納得させられる部分もありました。

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